日本では住まいは自分の責任で、と考える人が多いのではないでしょうか。

千代田区の家賃は高い。固定資産税が高い。
住み続けるのが大変です。


でも、こうした大変さを作り出したのは政治の責任です。


私は、日本の都市計画が「住まいは人権」という立場をしっかり位置づけていたら、と思うことが少なくありません。



大企業が主体となった都市計画事業と「住まいの自己責任」は表裏一体です。

その対抗軸が、住民主体のまちづくりと「住まいは人権」ではないでしょうか。
後者の運動の拠り所が憲法であり、千代田区住宅基本条例の次の文章です。


　
「すべての区民が人間として尊重され、ともに暮らし、ともに生活できる、
人間性豊かな地域社会を築き上げていく」


そうしたまちづくりをみなさんとすすめていきたい、といつも考えています。